duckblueの文化的生活

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KPOPを主に、音楽、書籍、映画etc... 文化的だと思われる色々について綴る、女子大生のブログ。

【読書感想文】 西尾維新 「十二大戦」を読んで

 

今話題のもののようで、本屋の目立つところに平積みにされていました。

「擬人化×個性的な技をもった戦士」という、非常に私が好きそうな感じだったので、読んでみました。テンポが良いので、さっと読めて、面白かったです。

 

十二大戦 (JUMP j BOOKS)

十二大戦 (JUMP j BOOKS)

 

 

それぞれの干支の名をもつ戦士たちが、十二年に一度集められ、殺し合う「十二大戦」の第十二回目を追っていくというストーリーです。

すごくラノベっぽい(というかラノベなのかな?)書き方で、無駄に難しい熟語が出てきたり、過度にひねった表現が出てきたりと、すこし「ん?」となりましたが、なにせストーリーが面白いので、一気読みでした。

 

各章の挿絵に描かれているキャラから殺されることが分かってからは、次はいったいどんなやり方で殺されるのだろう?と、楽しくなりました。

各キャラにはちゃんとそれぞれの思惑があって、その本当の目的がこちらに明かされたとき、崩れたとき、ぶつかったときはやっぱり面白い。バトルロワイアルの醍醐味ですよね。

卯には大分振り回されました。少し思ったのが、作者はどういう意図でうさぎちゃん×ネクロマンサーなんていう設定を思いついたのかなということです。
丑が正しく実直、寅がはちゃめちゃ(真っすぐな部分もあり)、酉がか弱い…など、他のキャラと干支のイメージはなんとなく合致するのですが、この特殊なキャラを卯にもってきたのがなぜなのか…。そんな性格を裏付ける昔のお話とか、あるんでしょうか。

子は、「どこかで会ったような…」と、他のキャラが言っていたのが伏線だということは分かっていたのですが、なかなか特殊な設定で、それも面白かったです。
でも私だったらいらない能力かな…。メンタルが弱めなので、100通りも試行したあげく出来なかったことなんて、軽くトラウマになりそうです。

各キャラにはいろいろ設定があるようなので、それも見てみたいという気持ちもあり、でもそこまで見てしまうと野暮なのかな。野暮というか、十二大戦という大きな軸に合わないような気がします。

個人的に、殺すよりも宝石を取り出す方が難しいと思うのですが、どうでしょう。
どこだ?と探してる途中に敵が来たら危ないし、そもそも体内にある宝石の他に持っているのかさえも分からないし、見落としているかもしれないし…。
「殺した後ちゃんと取りました」という説明も少なかったので、ちゃんと取ったんか?と気になってしまいました(笑)

それから、一応タイムリミットはあったはずなのに、あまり言及されなかったのが意外でした。この手のものは、あと何分!危ない!という感じで、ハラハラさせてくるかと思っていたので。あくまでタイムリミットは、キャラをその場に留めておくだけのもので、メインはキャラvsキャラだったんだなあと思いました。

 

と、いろいろ書きましたが面白かったです!続きを読みたいかというと…どうだろう。この話だけで満足しているので、好みじゃない方向に話が進んでいっても嫌だしなあ。

亥の令嬢さんが出てくるなら読みたいです。お嬢様×機関銃なんて最高だったのにすぐ死んでしまって残念だったので。

最後に、イラストもかっこかわいくてよかったです。というか、文中にキャラの服装とか、武器とかの細かい描写があまりなかったので、最初からイラストありきだったのかなと思いました。アニメもされているそうで。あの卯のぐちゃぐちゃプラモデルを見る勇気はないので、たぶん見ません(というか見れません)が…。

 

やっぱり恋愛ものより、こういうアクションものが好きです!またこういうジャンルのものがあれば読みたいです。