duckblueの文化的生活

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KPOPを主に、音楽、書籍、映画etc... 文化的だと思われる色々について綴る、女子大生のブログ。

「第二次韓流」の私が「第三次韓流ブーム」にのり切れない理由

 

みなさん、お久しぶりです。duckblueです。

年末忙しくしていたのと、先日のことと、ダブルでメンタルに負荷がかかってましたが、やっと心の整理がついたので、小ネタ的に書きたいと思います。

 

タイトルは少し省略したのですが、今日つらつらと書きたいのは

「『第二次韓流ブーム』世代の私が『第三次韓流ブーム』にイマイチのり切れない理由」

です。長い。

私の体験を書いていきつつ、主観たっぷりでお送りするので、すごく長いです。

お時間のある方、そしてあくまで一個人の意見だということをご理解してくださる方は、読んでやってください。

 

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私がKPOPを好きになったのは、いわゆる「第二次韓流ブーム」の火付け役とされる、少女時代からでした。

2010年、KARAの「おしりダンス」やら、少女時代の「美脚ダンス」やらがテレビで大きく取り上げられ、なんと紅白にまで出場した、あの時代。

 

そのころようやく大衆音楽に目覚めた私は、JPOPのCDをTSUTAYAで借りて、聞きあさっていました。幼少期からこじらせていたので、いかにクラスの子と被らない、おしゃれな曲または歌手を発掘できるか?に心血を注いでいました。我ながら恐ろしい小学生だ。

そんな折、テレビで見かけた9人の女神。その存在は衝撃的でした、だって本当に綺麗だったから。祖父のパソコンを借りてメンバープロフィールを調べる日々が続きます。TSUTAYAに行って、初めて借りたCDは、Genieの韓国語ver、つまり輸入品。当時のTSUTAYAにそれがあったことが驚きですが、これで、流行ってるけどクラスの子とも被らない、そんな歌手を見つけたと嬉しくなりました。

 

これが私とKPOPの出会いでした。
ここで注目したいのは、私がKPOPを好きになった理由は、(かっこいいとか綺麗とかいろいろありますが)人と被らなそうだったから、というのが一番大きかったように思います。
つまり、この段階で「韓国出身」やら「韓流」という言葉は、テレビでは言ってたけれど、「ふーん、韓国から来たんや」ぐらいの感覚であって、特別意識していた訳ではないということです。

この感覚は、私の父母・祖父母世代とは違います。
戦争の歴史、日韓の断交の歴史をよーく知っている大人たちは、韓国にそんなに良いイメージを持っていなかった。
そして、このことが私を苦しめる原因となります。

少しして第二次韓流ブームが終わると、「KPOPが好き!」と友達に言っても「へえー」ぐらいのリアクションになっていました。そっけないというよりかは、単純に興味がない。それから、家の内外で言外に「なんであんな国が好きなんや」と匂わせられることもよくありました。わざわざ私に「KPOPって終わったよな~」と言いにくるクラスメイトもいました。

ここで私は「韓国が好きだということはあまり好まれない、なぜなら韓国を嫌いな日本人が多いからだ」という結論に達します。つまり自分はマイノリティであり、迫害されながらも好きなものを守らなければいけない、と思うようになりました。同じ学年でKPOPが好きだと言っていた子は、5人ぐらい。彼女らと団結してKPOP話をするのが楽しかった思い出があります。

 

何が言いたいかというと、(全員とは言いませんが少なくとも私と周りの友人たち)第二次韓流ブーム世代は、今ほど韓国がメジャーになっていない時代に、日韓関係の狭間で苦しみながらもKPOPを好きでい続けたということです。
そして困ったことに、苦しい、なんでこんなに良いものを理解してくれないんだと周囲を軽く下に見つつも、自分たちがマイノリティであるということに価値があると思っていた、酔っていたと言ってもいいかもしれません。

 

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そんな私が、「第三次韓流ブーム」にいまいちのり切れないのは当然かもしれません。

だって「独占欲」が満たされなくなってしまったから。

 

今のこのブームを率いているのは、先日紅白に出場したTWICE、それから防弾、あとはBLACKPINK辺りでしょう。

第二次からずっとKPOPを追っている人たちは、語学力をつけ、韓国の音楽番組をむさぼり見て、日本デビューをしていない新人を発掘しているはずなので、防弾だってデビューしたときから知ってるし、TWICEだってサバイバルのときから知ってるし、ブラピンちゃんたちだって練習生時代から知ってるわ!って感じじゃないでしょうか。

それが今や、彼ら彼女らの汗も涙も知らない人たちにちやほやされて(そんなわけはないのに)、出す曲全部売れていって、簡単にドームツアーとかするわ、顔ペンはポッポジュセヨなボード作って、しかもハングル間違ってるぞそれ…。なーんて、嫌味なこと考えたりしてしまうのは、私だけではないと思っています。入口なんて人それぞれだと分かっているのに。

 

あんなに願っていたのに、いざ「KPOPはもう(少なくとも)マイナーではない」と突きつけられると、それはちょっと…と、拒否反応が出てしまう。外に出れば、ほぼ80%を超える確率で目に入るKPOP絡みの広告やら、グッズを身につけている人たちに、複雑な気持ちになる。

3回目となる韓流ブームによって、世間の韓国に対するイメージも(あくまで文化の面では)良くなっている気がします。親世代は変わってないかもしれませんが、少なくとも同世代では、悪い評価は聞かなくなりました。「KPOPが好き!」と言えば、もう最近は「え、私も好き!○○っていうグループ知ってる?」または「あ、KPOP?○○とか?友達が好きで聞いたことある!」の2種類の答えが高確率で返ってきます。
時代は変わったなあと実感しつつ、やっぱり少し複雑。

 

 

さて、長々とここまできましたが、結論的なものを。

「第二次韓流ブーム」世代の私が、「第三次韓流ブーム」にいまいちのり切れないのは、自分と一定範囲内の人たちだけのものだったKPOPが、みんなのものになってしまったから

という感じでしょうか。

こうやってまとめるとありきたりなイタいオタクの妄言のように感じますが、KPOPを好きであるということで何度か苦しんできた私にとって、また、メジャーを嫌う私にとって、これは大きな出来事でした。

 

じゃあ、これからどうしよう?

あくまで趣味の世界なんだから、難しいこと考えずに、メジャーが嫌なら離れるのも手かも。でもきっと無理なので、しばらくはThe Boyzちゃんたちを追いつつ、売れだしたらまた別のグループ…なんていうループができているかもしれないですね。とか言いつつメジャーなグループにハマったりして。

まあ、自分が楽しめることが一番大事ですね。KPOP歴が長いことに拘りすぎず、気が向くままに追っていきたいと思います。