duckblueの文化的生活

duckblueの文化的生活

KPOPを主に、音楽、書籍、映画etc... 文化的だと思われる色々について綴る、女子大生のブログ。

【読書感想文】村上春樹 1Q84 BOOK1 前編 を読んで

  

www.shinchosha.co.jp

 

かなり遅ればせながら、1Q84を読んだ。

私が初めて村上春樹の作品を読んだのは、高2ぐらいだったと思う。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」だ。そのころ読んでいた分かりやすい小説と違い、回り道をするような書き方に苦労したが、今回はそんなことなく読み進めることができた。私が賢くなったのか、単に慣れただけなのか。

 

話の構成としては、世界の終りと…に似ていると思う。二つの話が交互に進んでいき、何らかの共通点を読者に提示する。

まだbook1 しかも前編を読み終えた後なので、分かっていることは少ないが、

宗教がかなり絡んできそうな予感がする。

 

美人で殺し屋の青豆さんの顔をしかめたときの歪んだ感じ、タマルの威圧感、女主人のいる独特な蝶々ランド…

青豆さんのシーンは、場面がどんどん変わっていった。冒頭のシーンもそうだが、日常なのに非日常感が楽しい。大人、黒、金属っぽい冷たさ、ファッション、動のイメージ

 

天吾くんのシーンは、最初はのんびり進んでいたけれど、ふかえりが出てきてから、彼女の出自に迫っていくにつれ、だんだん深刻になっていく感じ。

ふかえりの時を感じさせない話し方が、不思議だけど見ていたい気持ちにさせる。

使い込まれた、灰色、白、静かな緊張、ふわふわしたイメージ。

 

この二つが繋がる糸口のようなものは見えたけど(銃撃事件)、どうなっていくんだろう。青豆さんの記憶も、あのタクシードライバーも気になる。

 

村上春樹だからと構えて読み始めたが、その必要はなく、純粋に楽しいし、続きが気になるが、次巻を読むまでに、あらすじを忘れてしまわないか心配。